2016-03-30

グラデーションカラーからのワントーンカラー!

こんにちは!
AW代官山の渡辺拓人です(^O^)/

 
前回撮影させて頂いてモデルさんのカラーなんですが、グラデーションカラーに飽きてワントーンにカラーをチェンジしたい!との事でしたので、ちょっと解説をふまえて仕上がりまでを説明したいと思います!
 
 
これからの時期ももちろん人気なのですが、しばらくグラデーションを続けている方には「そろそろワントーンにもどそうかな〜」なんて方も多いのではと思います。
 
今回のモデルさんもまさしくその状態。
今回はワントーンのアッシュベージュに仕上げていきます!
 
まずベースがこんな感じです!
 
 
 
中間〜毛先はブリーチ毛のグラデーションの状態です。
半年くらいグラデーションを続けて、そろそろこのカラーに飽きてきたそうです。
 
この状態をワントーンのカラーに戻す!と言っても同じカラー剤で染めても綺麗なワントーンにはなりません!
 
そうです!
 

ベースの色味が違う髪に同じ色のカラーをのせても、当然仕上がりは違う色になります!

 
色の違う画用紙に同じ色の絵の具を塗っても、違う色になるのと同じ原理ですね。
 
まずは根元〜中間の部分
 
 
 
ここですね。
ここは黒髪にカラーをして、それが退色している状態。
根元は3センチくらい伸びてプリンになっています。
 
今回は仕上がりのイメージとして、ハイトーンのアッシュベージュにする予定なので、通常のカラーと同じ手順で根元を明るく、その先は色味を入れてアッシュベージュになるよう、グレー濃いめのカラーを選んで染めていきます。
 
問題はその先!
このブリーチ部分です!

 
ここです!
ここに根元〜中間に使うカラー剤をそのまま使ってしまうと、当然違うカラーになりますので、色味は変われどそのままグラデーション状態をキープになってしまいます!
 
さらにブリーチ部は色が入りすぎやすく、普通にアッシュ系を使ってしまうと

やたらブルーになってしまう危険も!

 
透明な板にそのまま絵の具を塗ると、その色がそのままハッキリ出てしまうのと同じですね。
 
カラーは髪の毛に元々あるブラウンの色味をを考えつつ、色味の配合を変えて狙ったカラーにしているんです(^ ^)
 
ブリーチ部はそのブラウンの色味が少なくなっている状態なので、とてもデリケートなんです。
 
今回はまず根元〜中間の仕上がりの色を決め、そこにブリーチ部のカラーを寄せていく、という考えでカラーさせて頂きました!
 
 
 
下を上に寄せていきます!
(雑な画像編集すみません。)
 
先ほども説明しましたが、中間〜根元に比べて毛先のブリーチ部はブラウンの色味が少ない状態です。
仕上がりのトーンを合わせるため、根元〜中間のカラー剤をベースに、ブラウン系のカラーをミックスし、ナチュラルに色がつながるようにカラー剤を配合していきます。
 
ざっくりした手順はこんな感じです。
 

➀根元をカラー

➁中間をカラー

③ブリーチ部を根元〜中間に合わせてカラー

この3ステップで、綺麗なワントーンカラーが完成します!!

工程の写真は撮り忘れました、、
すみません、、
 
そして仕上がりはこちら!
 
 
 

全体の色味がキレイにつながり、アッシュベージュのワントーンカラーに仕上がりました〜!!
 
単純そうなカラーリングも、実は様々な駆け引きが繰り広げられているのです!!
未だにとてつもなく緊張する技術のひとつですね^_^;
 
今回のモデルさんはグラデーションからのワントーンカラーでしたが、その方の髪の状態を見てベストな配合でカラーをさせて頂きますので、あんな色やりたい、こんな色やりたいという方はぜひご相談下さい〜\(^o^)/
 
 
 
 
 

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