2017-01-20

カラーってなんで染まるの?簡単に説明したいと思います!

こんにちは!
AW代官山の渡辺拓人です!

 

 

普段からとても身近なものであるヘアカラー。

実際にヘアカラーをした事があるという方や、今もカラーをしているという方がほとんだだと思います。

とはいえこの身近なヘアカラー、どんな原理で髪が染まっているか?と聞かれると知らないという方がほとんどではないでしょうか??

という事で今回はヘアカラーで髪が染まるメカニズムを簡単に説明したいと思います!

 

 

では早速いきましょう!

 

1 髪の中にあるメラニンを壊す

これは有名な話なのですでに知っている方も多いと思いますが、髪の毛の中にはメラニンという色素があり、いわゆる髪の黒色の元となっています。

ちなみに日本人の髪には赤褐色の『ユウメラニン』が多く存在しています。

これが日本人の永遠の悩みである、髪色の『赤み』『オレンジみ』の原因ですね。

ちょっと話がそれましたがまずカラー剤の力でこれを破壊します!

いわゆる『ブリーチ』というやつですね。

ブリーチというとめちゃくちゃ金髪を作るあれをイメージする方が多いと思いますが、基本的に髪を明るくするカラー剤にはブリーチの成分が入っています。

そうすると当然、黒色を作っていたメラニンが減るため髪は明るくなります。

 

2 髪に色素を入れていく

メラニンを破壊して明るくなった髪に色素が入っていき、カラーが発色します。

大きな見出しをつくった割に一行で終わってしまいましたが、これが簡単なカラーのメカニズムです!

 

 

髪の中のメラニンをブリーチで破壊して、

 

そこに色素が入ることでカラーが発色する。

 

 

簡単に説明するとこんな感じですね。

 

ちなみにトーンが明るいカラー剤になればなるほどブリーチ力が強くなり、カラーの色素が薄くなっていくので『明るさ』『色味』を一回のカラーで出していくのはなかなか難しいのです。

こんな色とか、

 

こんな色ですね。

 

なのでこういったいわゆる『明るいけど色味が濃い』カラーを発色させるためには、まずブリーチ力の高い薬剤で明るいベースを作り、その後にもう一度色味の濃いカラー剤をかぶせていくという『ダブルカラー』などが必要になってくる訳ですね。

こうすることによってメラニンの少なくなった髪に色素を入れることが出来るので、鮮やかな色味が発色してくれるんです。

 

それでもブリーチのダメージはさせたくない、という方もいると思います。
同系色のカラーを繰り返し続けていくことで徐々に鮮やかな色味に近づけていくこともできます!
ベースを作るために、多少ハイトーン系のカラーは必要にはなるのですが、、

先ほど説明した通り、日本人の髪のメラニンは赤に近い色なので比較的レッドなど暖色系の色味はブリーチなしでも出しやすいのですが、ほぼ反対の色味であるアッシュなどの寒色系カラーは元の髪の色味とケンカしてしまい中々出づらい色味なので、少々根気が必要になる場合もあります。

この辺はやはり継続は力なりですね!

ダメージさせたくなく綺麗なアッシュにカラーしたい方は、一定のスパンで同系色のカラーを続けていくのがオススメです。
(ちなみに1ヶ月〜1ヶ月半以上カラーのスパンが開いてしまうと、色素が髪に蓄積される前に抜けてしまう事もあるので注意です!)

 

 

 

書いてたら半分くらいはタイトルと違う内容になってしまいましたが、これが簡単なカラーのメカニズムです!

もっと掘り下げていくと、アルカリ剤がなんたらとか過酸化水素がなんたらとか色々マニアックになっていくのですが、あまり興味を持っている方は多くないと思うので今回はやめておきます。笑

 

以上、カラーがなんで染まるかの豆知識でした〜。

 

 

 

 

 

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